結婚を機に、今まではお正月の飾りつけなんて
したことなかったけど今年はやってみようかな?
なんて方もいるはず^^
でも意外とお正月の飾りつけには決まりがあるんですよね!
知らないと、ちょっと恥ずかしい思いをしてしまうかもしれません( ;∀;)
ですので、ぜひ!
飾りつける前に、ちょっとした知識は身に付けておきたいですね。
お正月の飾りっていつから始める?
まずはいつから飾り付けるのか?
です^^
12月13日=正月事始め(しょうがつことはじめ)
事始めとは、正月を迎える準備を始めることです。
昔は12月13日(正月事始め)から飾りつけの準備を始めていました。
もちろん今でもこの風習は残っています。
この日に各家ごとに、飾りつけに使用する「松」や料理に使用する「薪」を
山に取りに行く!という習慣があったのです。
飾りつけの避けたい日にち
- 12月29日
→日本では「9」=「苦」という意味になります。 - 12月31日
→次の日が元旦という事で、その前日に飾り付けることは「一夜限り」
といい、葬儀前夜の準備を連想させます。
そのことから「不吉」という考えが強いのです。そして、一夜限りの飾りは、歳神様に失礼だと言われているのです。
という事で、29日と31日には飾らないようにしておこう!
と、頭の隅に入れておくといいかと思います^^
しかし最近では、12月25日のクリスマスの飾りつけをする方も多いため
13日にお正月飾りをしている家庭は少ないようです。
このクリスマスの飾りをしまい終えたら、すぐにお正月飾りにチェンジする!!
というパターンが多いです(^^)/
なので、そんな時は26~28日の間にクリスマス→お正月にチェンジするのが良いかと思いますよ(*‘∀‘)
お正月の飾りっていつまで飾る?
松の内の間
松の内とは、元旦~1月7日(または15日)。
これには正式な決まりがなく、地域により様々なようです。
近所の飾り方の様子を見るのが1番ですね^^
長く飾りすぎると、
「この家はだらしがない!まだ正月の飾りを出している。」
と思われかねませんので^^;
1月7日に片づけるのが無難なのかな?
なんて思います。
それでも12月26日~1月7日まで飾れば約2週間ほどは飾っておけますし
歳神様を迎えるには十分な期間です^^
鏡開き
鏡開きとは、神仏にお供えした「鏡餅」を下げて、いただく行事のこと。
これを行うのは1月11日とされています。
この鏡餅をいただくことで、家族の無病息災などを祈うのです。
お汁粉やお雑煮などにしていただきます^^
最近では、小袋包装されていて長期保存できるものも売られています。
鏡開きは11日ですが、
おうちの都合などにより厳しい場合もあるかと思いますので
そこは臨機応変で構いません!
家族みんなが食卓を囲める日にちでいいのではないでしょうか(^^)/
お正月の飾りの処分の仕方はどうしたらいいの?
もう一つ気になるのが、正月飾りの処分方法ですよね(゚Д゚;)
神様が関係しているし、そのままゴミ箱に「ポイ!」は
なんだか罰当たりな気もします。
ではどうするべきなのでしょう??
処分方法はいくつかありますので、自分や家族の都合にあったものを
選ぶといいと思います^^
- 「どんど焼き」で焼く
- 神社に納める
- 自宅での処分
どんど焼き
「どんど焼き」という行事をご存知ですか?
他にも、「左義長(さぎちょう)」などという呼び方があります。
地方によって異なるそうですよ。
これは主に、小正月(こしょうがつ=1月15日)に行う行事です。
お正月で飾った
「松飾り」「注連縄(しめなわ)」「書き初め」
などを各家庭から持ち寄って一箇所に積み上げて燃やす!
どんど焼きの火で焼いた餅や団子を食べる!
という、日本全国に伝わるお正月の火祭りです(^^)/
どんど焼きの火で焼いた餅などを食べると無病息災で過ごせると言われているんです!
もしかしたら近所でこのようなお祭りが開かれているかもしれません。
ちなみに私の住む地域では、大きな公園があり
そこで毎年お正月の時期に「どんど焼き」を開催しています。
正直、このようなお祭りがあること自体知らなかったんです(笑)
他にも、小学校や海岸などでも行われていたりするそうです。
なので以外に調べたらある可能性は大です(*‘∀‘)
日程は15日以外にも様々ですので、きちんと確認してください!
注意点
飾りをしまってから、どんど焼きに持って行くまで期間があくかと思います。
その際、
お飾りはゴミ袋などに入れるのではなく、紙に包む
などするようにしましょう!
お飾りは、その年の歳神様を迎え、祭るためのものなので粗末に扱わないように注意してくださいね。
神社に納める
・近場でどんど焼きの行事などがない場合
・神社が近くにある
などの場合は直接神社に納めることをオススメします。
大きな神社なら専用の回収箱がありますよ^^
小規模の神社なら焚き火をするところに置いて来るようになります。
(山積みになっているので、すぐわかるはず!)
お金ってかかるのかな?
と不安に思う方もいるかもしれませんが、
これらを引き取るのにお金は一切かかりません!
中には、一年中お焚き上げをしてくれる神社も増えてきました。
地域の神社だけでなく他の地域でも受け付けてくれますので,事前に確認し向かうといいですね。
お焚き上げの手順なども丁寧に教えてもらえるはずです^^
注意点
どんど焼き同様、お飾りを外してからの保管は
ゴミ袋ではなく紙に包み、粗末に扱わないよう注意しましょう!
自宅での処分
庭などで焚火が出来るのであれば、そこで焼くのも一つです。
しかし、なかなか出来ない場合も多いかと思います。
わざわざどんと焼きや神社に行く時間もない!
という忙しい家庭もあるはず。
そんな場合の方法は・・
お清めの塩を振り、紙に包み捨てる。
です!
注意点
一般ごみとは混ぜずに、お飾り専用の袋で捨てましょう!
来年に使いまわしてはダメ??
縁起物ですので、使いまわしという考えがありません。
お正月飾りの意味自体が
「その年の歳神様を迎え、祭るため」ですので。
毎年、新しい気持ち(飾り)で迎えてあげましょう!
お正月の飾りはいつからいつまで?その後の処分の仕方!恥をかかないための豆知識!まとめ
12月13日から飾り付けるのが昔ながらですが、今ではクリスマス後に飾りつけをチェンジする家庭が多いです。
その際、29日「苦」、31日「一夜限り」の飾りつけはなるべく避けるようにしましょう!
しまう時期は1月7日。
処分には
「どんど焼き」
「神社でお焚き上げ」
「自宅での処分」
のどれかで行い、お飾りを粗末に扱わないよう注意をしましょう!
新しい年を、新たな家族皆さんでお祝いしてください。
今年も良い年でありますように^^
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