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年賀状の賀詞はどんな種類があるの?その使い分けは?注意すべきポイント!

冬の行事

年賀状の一番最初に書くお祝いの言葉いつもなんて書いていますか??

「今まで特に気にして見たことがないな~」
「いつもデザイン重視で選んでるし!」

という方も多いのではないでしょうか^^
 
 

このお祝いの言葉のことを「賀詞(がし)」と言います(^^)/

賀詞にはたくさんの種類があります。
 
 
ここでは年賀状でよく使われている賀詞についてお伝えしていきます^^

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年賀状の賀詞の種類は?

年賀状の一番最初に書く言葉
・謹賀新年
・迎春
・明けましておめでとうございます

などのお祝いの言葉(祝詞)のことを賀詞と言います。
 
 
これには様々な種類があり、大きく分けると

  • 一文字の賀詞
  • 二文字の賀詞
  • 四文字の賀詞
  • 文章の賀詞
  • 英語の賀詞
に分けられます。
 
 
これらを
・目上の方
・友人などの親しい方
などのように送る相手によって使い分けをするんです。

「え~知らなかった(゚Д゚;)」という方は、ぜひ今後恥ずかしい思いをしないためも知っておくといいですよ!

それでは早速一つずつ見ていきましょう^^

一文字の賀詞

  • 寿 :めでたい
  • 福 :幸せ
  • 賀 :祝い
  • 春 :新年、年の初め
  • 慶 :よろこぶ

一文字がドーーン!と大きくプリントされた年賀状もよく見かけますよね。

シンプルで見た目もかっこいい感じがしますが・・・

表現がシンプルすぎるために、丁寧さには欠けてしまうのです。

ですので、目上の方に出す年賀状に使うのはやめましょう。

二文字の賀詞

  • 賀正(がしょう) :正月を祝う
  • 賀春(がしゅん) :新春を祝う
  • 迎春(げいしゅん):新年を迎える
  • 初春(しょしゅん):新しい年、年の初め
  • 新春(しんしゅん):新しい年、新しい春

この二文字の賀詞は、単に「正月を祝う」「新年を迎える」という意味なのです。

これでは相手に対する敬意がなく、一文字の賀詞と同様、丁寧さに欠けています。

よって、この二文字の賀詞も目上の方には使いません。

四文字の賀詞

  • 謹賀新年(きんがしんねん):謹んで新年をお祝い申し上げます
  • 謹賀新春(きんがしんしゅん):謹んで新春をお祝い申し上げます
  • 恭賀新年(きょうがしんねん):うやうやしく新年をお祝い申し上げます
  • 恭賀新春(きょうがしんしゅん):うやうやしく新春をお祝い申し上げます
  • 敬頌新禧(けいしょうしんき):うやうやしく新年のよろこびをおたたえ申し上げます

「謹賀新年」はとても馴染みのある賀詞ですよね。
賀詞の基本の形はこの四文字からなっています。

そしてこれら四文字の賀詞には
【謹】(謹んで。相手を尊ぶ)
【恭】(うやうやしく。礼儀正しく丁寧)
【敬】(尊んで礼をつくす)
【頌】(ほめたたえる)

などの相手の方への敬意と丁寧な気持ちを表す語が含まれています。

よって、目上の方でも失礼のない賀詞となります。

文章の賀詞

  • 明けましておめでとうございます
  • 新年おめでとうございます
  • 新春のお慶びを申し上げます
  • 謹んで初春のお慶びを申し上げます
  • 謹んで新春のご祝詞を申し上げます

「明けましておめでとうございます」これも賀詞なんです!

まず、新年に顔を合わせこの挨拶をしない方はいないですよね。
 
 

文章の賀詞は相手を選ばず使用することが出来ます。

一文字・二文字・四文字は文を短縮した形になるので、この文章の賀詞はより丁寧な印象を与えます。
 
 
文章の賀詞の中でも特に丁寧な言い方になるのは
・謹んで初春のお慶びを申し上げます
・謹んで新春のご祝詞を申し上げます

などの敬意を表す語(【謹】など)の入った文の賀詞です。



英語の賀詞

  • HAPPY NEW YEAR
最近ではこの英語での年賀状デザインもたくさんありますよね。
 
 
これも相手を選ばずに使用できますが、特に敬意を表したい相手には、英語より日本語を使用するべきかと思います。

年賀状に使う賀詞の使い分けは?

では、結局誰にどの賀詞を使えばいいのか??

特に敬意を表したい相手(恩師・取引先・上司など)

敬意を表す語が入った文章の賀詞を使いましょう。

  • 謹んで初春のお慶びを申し上げます
  • 謹んで新春のご祝詞を申し上げます

賀詞の中では一番丁寧な表現です。

上司・先輩・親戚などの目上の方

四文字の賀詞や文章の賀詞を使いましょう。

  • 明けましておめでとうございます
  • 新年おめでとうございます
  • 謹賀新年

友人や親しい間柄の相手

特に考えすぎず、気に入ったデザインのものを選ぶと良いでしょう。

  • 迎春
  • 謹賀新年
  • 明けましておめでとうございます
  • HAPPY NEW YEAR

相手を選ばず誰でも使えるものは?

「何種類も用意するのは大変だ!」
「出来れば一種類で済ませたい。」

そんな時に使える賀詞

  • 謹賀新年
  • 明けましておめでとうございます
  • 新春のお慶びを申し上げます

四文字・文章の賀詞にすれば誰に対しても失礼になりません。

しかしあまり硬い「謹んで新春のご祝詞を申し上げます」などを親しい相手に送るのも違和感ですよね?
 
 
ですので無難なのは
・謹賀新年
・明けましておめでとうございます
あたりかな?と思います^^

年賀状の賀詞での注意点

これで賀詞については「いろんな種類があるんだな~」とわかってもらえたかと思います^^
 
 
ここで注意してもらいたいのが賀詞の重複です。

例えば

  • 迎春
    明けましておめでとうございます
  • 謹賀新年
    新年おめでとうございます
のように賀詞を重複してしまう事です。

いままで知らず知らずのうちにやってしまっていた方は多いと思います。
 
 
文章中に賀詞が含まれているのに、添え書き(自分で手書き記入する言葉)で「明けましておめでとうございます」と書いていたり。
 
 
これは祝いの言葉を表現を変えて言っているに過ぎません。

重複しないよう注意しましょう!



まとめ

賀詞にはたくさんの種類があり、それぞれに意味があることが分かって頂けたかと思います(^^)/
 
 
細かい部分になりますが社会人として、恥ずかしくないよう、送る相手に失礼のないようにしていきましょう!

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