最近の間取りは、和室がないですよね~
和室がないと布団で寝たい場合は、フローリングのお部屋に布団を敷かなくてはいけません。
フローリングに直に布団を敷くとかびる・・
聞いたことがある方は多いはず!
そう、直接フローリングに布団を敷くとカビます(゚Д゚;)
カビが出来る前にどうにかカビ対策をしたい!
我が家も小さな子供がいて、フローリングに布団で寝ているので色々調べたんです^^;
確かにカビを防ぐのはもちろんなんですけど、カビの原因の一つは湿気!!
湿気をどう取り除くか?
そこがキモ!!
さ~、それでは早速その辺りについてまとめていきますので、参考になれば嬉しいです。
フローリングに布団で寝るとカビが生えるのはなぜ?
人は寝ている間、かなりの汗をかきます。
その量は、夏・冬に関係なくコップ1杯分になると言われています|д゚)
毎日大量にかく汗を、布団は吸収してくれているのです。
それをそのまま放置しておくと・・
敷布団の下側に溜まっていき、フローリング部分へと達します!
フローリングはもちろん畳などに比べて吸湿性は全くありませんよね?
さらに、布団とフローリングの温度差で、結露も生じます。
すると、敷布団とフローリングの間はどんどん湿気がたまっていく・・という状況になるのです。
さて、この湿気がたまった状態を放置しておくと次にやってくるのが、「カビ」の繁殖です!
コレは、旦那様の方が夜中多くの汗をかいているのかもしれないですね。
我が家はかびることはないですが、旦那の方が暑がり。
私は長袖二枚着て羽毛布団をかぶって寝ているのに対し、旦那は暑い!!と、半袖で寝ている時もあります。
こんな感じで人それぞれ寒がりだったり暑がりだったりしますから、汗の量も同じではないはず!
カビにとって最も快適な環境は
- 温度20℃~30℃
- 湿度70℃以上
です。
そして、フローリングの埃や髪の毛・食べかすなどが栄養源となり、一気に繁殖していくのです!
空気は、温度によって含む事の出来る水分量が変わります。
- 温度が高いほど、水分を含む量は多い(=湿度が高い)
- 温度が低いほど、水分を含む量は少ない(=湿度が低い)
のです。
夏場はジメ~っとしているのに対し、冬場はカラッとしているのはこのためですね^^
よって、冬場よりも夏場(特に梅雨の時期)の方がカビの繁殖は多いと言えます。
しかし、人は冬でも寝ている時に汗をかいていますので、放置状態にしておけばカビの繁殖条件を満たしてしまうこともあります。
さらに冬は布団とフローリングの温度差による結露もうまれるため、冬だからと言って安心は出来ません!
直接敷いたとしても
- 毎日布団を天日干す
- 雨などで干せない場合は、室内で椅子に引っ掛けて乾燥させる
でも、毎日ってかなり大変な作業ですよね?!
布団をたたむだけだって面倒なのに・・毎日干すなんて私はそんなこと出来る自信はありません(笑)
ではどんな対策を取って、湿気やカビから布団を守るのか見ていきましょう^^
フローリングに布団で寝る場合下に敷くものは何がいい?
ポイントとしては、湿気をいかに抑えるか??という点です。
湿気がこもった状態になければ、カビの繁殖も防ぐことが出来ます!
では見ていきましょう^^
すのこ
すのこにも様々な種類があります!
例えば、コチラ↓↓
すのこがあることで、布団が直接フローリングに接触しないため、通気が良くなり湿気がこもるのを防いでくれます!
ベランダが狭くてなかなか外に干せない方にも、このような「布団干し機能」がついているタイプは助かりますね^^
すのこのデメリットとしては、
- 腰痛の心配
- すのこ自体がカビる危険性あり
などの点が挙げられます。
すのこについて別記事にて書いてます!
すのこにしようかな~と考えている方はぜひです。
私の友人宅では、このような布団干し機能付きのすのこを使っていました^^
3歳・1歳のお子様がいるお宅です。
日中は部屋の中で、画像のように布団を干しているそうです!
吸湿シート
除湿シートは、敷布団の湿気を吸い取り、フローリングからの結露も防止することでカビの発生を防いでくれる優れもの^^
例えばこのような商品です!
カビの繁殖を防ぐのにとっても大事なのが「除湿」!
このようなシートは軽いので扱いやすく、お手頃価格で手を出しやすいのが良い点です。
除湿シートのデメリットは、厚みがないので敷布団の厚みや状態によっては腰痛の原因となってしまうでしょう(+o+)
すのこ除湿マット
すのこと除湿シートの機能を兼ね揃えたものがコチラ。
すのこのように空気の通る空間があり、かつ素材は除湿シート!
私のもう一人のお友達のお宅では、これ使ってましたね~^^
解体して干せるので、除湿効果を保てます。
コルクマット
コルクマットも最近注目されてますね~!
コルクにも湿気を吸収する力があります。
ただねー、手入れは他のものと比べると面倒かな~と。。^^;
置き畳
畳の材料である「い草」には、湿気を吸収する力・抗菌防臭効果があります。
よって、畳を敷く事で身体に優しい空気環境に整えることが可能です!
例えばこのような商品↓↓
すのこや除湿シートに比べると、クッション性があるため腰痛防止には畳やコルクマットはいいですね!
お子様がいる家庭などでは、滑り防止にもなりますし^^
ただ、置き畳はお値段が高いです(+o+)
現在、我が家では小さな子供もいるため置き畳で、この「夢見畳」という商品を使っています!
折り畳みでき、扱いやすく布団を敷いて寝るために作られたサイズの畳です
これにした理由は、手入れが簡単なこと!!
何個もつなげる必要もなく、部屋の中でサッと立てて乾燥させることが出来るので、面倒くさがりな私にはピッタリでした(笑)
なんといっても、フローリングでは味わえない畳ならではの「い草」のいい香りで、落ち着く空間になったのが嬉しい点です^^
コチラの記事で詳しく書いてますのでぜひです♪
このように、様々な方法で湿気対策を取ることが出来ます。
生活スタイル・環境など人それぞれです!
ぜひ、自分に合ったものをチョイスして、カビの繁殖を防ぎましょう!
フローリングに布団を敷いてカビるかどうかは室内環境にもよる!
カビるかどうかは室内環境によっても大きく違いが出ます。
先ほどお伝えしたようなものを布団の下に敷いても、元の室内環境が悪ければカビが繁殖してしまうのです。
寝室に湿度計はありますか?
もしなければぜひ一つ置いて、室内の湿度を測ってみてください。
ちなみに我が家で使っているのはコレ↓
・磁石でくっつけられる
・引っかけられる
・立てることも出来る
という3通りの使い方が出来ます^^
他にもいろんなタイプが出てますので、見てみてください。
先ほども書いたように、カビにとって最適なのは
- 温度20℃~30℃
- 湿度70℃以上
布団やフローリングが実際にかびてしまった!という方の中には、もともとお部屋の湿度が高かったという事もあります。
窓を開けたり換気を行っているにも関わらず、いつも80%以上ある・・という感じです。
そういう場合には、その環境を改善しなければ、どんな策を試みてもかびてしまう可能性があります。
すのこを敷いたのにすのこがかびた・・とか。
・近くに川が流れている
・田んぼがある
・新築
などの場合は、湿気が高い傾向にあります。
ぜひ湿度計でお部屋の湿度を計ってみてくださいね!
もし、常に湿度が70%や80%あるというお部屋なのであれば
- 24時間換気する!
- 冬は部屋を冷やさないよう心がける(暖房器具を使う)
- 冬場は加湿し過ぎない
- 梅雨や夏の時期は除湿や冷房で湿度を抑える工夫をする
など、もとのお部屋の湿度調整をしたうえで、
先ほどのすのこだったり畳を下に敷いて布団を敷くという事をした方が良いですね。
他にも、なかなか外に布団を干せない環境の方は布団乾燥機を併用するのもおすすめです^^
我が家ではもう夢見畳を使って3年くらいになるんですが。
その間に一度引っ越ししたんですね。
それが新築への引っ越しでした。
引っ越し前と比べると、やはり湿度が高い傾向にあり!
しかも川が近い・・(笑)
常に80%越えという事はなかったですが、旦那がカビを心配し(新築のフローリングがかびたら最悪!)
今では布団下に除湿シートを敷くことになりました^^
フローリング → 置き畳 → 除湿シート → 布団
という感じです。
場所によって室内環境は結構違うんだな~と身をもって感じましたー
フローリングに布団を敷く場合のカビ対策!湿気予防に下に敷くものは何がいいのか?まとめ
フローリングに布団を敷いて寝る場合には、湿気・カビ対策が必須です!
フローリングに直接布団を敷くのは絶対NG!
必ず今回お伝えした
- すのこ
- 除湿シート
- 畳
などを下に敷いて対策予防して行きましょう!
季節関係なくカビは繁殖し、人によってはアレルギー症状を起こしかねません。
生活環境によって、選ぶ対策方法は異なってくるかとは思いますが、しっかりと湿気・カビから布団を守ってあげてくださいね(^^)/
フローリングに布団で寝る場合、もう一つ出てくる問題が「腰の痛み」。
その辺りについてはコチラに記事にしました~
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